(MOA) Memorandum of agreement
▶︎ 会社設立などの際に、どのような株式比率なのか、責任はどうなっているか、どういう利益配当の取り決めかなどを記載した契約書です。これをドバイの行政に提出し行政内に保管する事を行います。日本で言う設立時に定款とか提出する法務局のようなイメージですね。
(TL) Trade License >これは日本でいう定款に記載されたライセンスです。これは日本でいう会社謄本のようなイメージです。どのような事業をやっているか、誰が代表で、誰が株主かなどが記載されてる証明書です。銀行口座や、法人名義で何かを契約する際は必ず求められるものです。ライセンス番号なども全てここに記載されています。
(VAT R)Vat Registration >消費税(VAT)の登録です。売上が一定規模を超える会社はこれの登録が必要です。375,000 AED (約1200万円)以上の売上を年間予想される場合、また単月でも500万円を予想される場合は、即登録をすることが義務付けられています。MDSクライアントはほぼ全員該当しますしこの登録も依頼があれば全て弊社で無料で行います。しかし気をつけてください。「依頼があれば」です。なぜなら、銀行の内部を見れるわけではなく、いつ売上がいくら上がるなど弊社でも他の会社の財務状況は個別に把握ができない為です。
(TRN) Tax Registration Number >日本でもある税務番号です。これらを請求書に毎回記載することを求められます。
(FTA)Federal Tax Authority > 税務局、または国税庁と同じです。
(STA) SHARE TRADE AGREEMENT > 通常MOAと一緒に作成されますが、株式譲渡などがある場合はMOAと同同じ用紙にShare Transfer Agreement and Amendment to the Memorandum of Association と記載されたりします。日本でいう「株式譲渡契約書および合意書」みたいなイメージです。
(PO BOX) > ドバイでは実際の住所とは別に書類の送り先を指定することができます。このPO Boxは上記で説明した会社の登記簿謄本(TL)に記載されています。ここに送られる書類などは全て弊社側で管理ができます。
(SA) Selling Agreement > 譲渡契約書または売却契約書です。株式譲渡などの契約書になります。これは日本同様、勝手にオンラインからテンプレをダウンロードして、個人間で締結していい紙です。これを元に上記のMOAやSTAを作成し行政に登録するだけです。もちろん個人間とはいい重要な紙です。
(POA) Power of Attorney>
> 委任状です。例えば何かを契約するとき、自分のサインではなくても誰か信頼できる方のサインでいいと行政にPOAを通して登録します。
(PA) Purchase Agreement 購入契約書です。不動産の購入の際などこれを締結します。支払い方法や、期限など全てが記載されています。
(TC)TENANCY CONTRACT
賃貸契約書です。物件の賃貸の契約などの際に必要です。行政のFMTがあります。
(EJARI) 日本でいう住民票、または住所証明というものです。この住民票を取得するには日本と同様、上記のTCを行政に提出して登録する必要があります。ホテルレジデンスなどでは、ホテルとしての扱いなのでEJARIは発行されません。よくEJARIを銀行に求められることがありますが、上記TCや、ホテルレジデンスが直接発行する住所証明書のみで可能な場合がほとんどです。
(DEWA)Dubai Electricity & Water Authority
ガス水道局です。これをしないとガス水道が止まります。ウェブから支払いをします。通常、ホテルレジデンスなどはすでに賃貸価格に含まれているので対応不要です。EJARIがない場合登録ができないので、これらを登録する必要がない場合がほとんどです。EJARIが発行されない物件はこれらが賃貸料金に含まれている場合がほとんどです。 DEWAの登録や支払い
(EMPOWER)
これがドバイ独自の文化です。通常日本ならエアコンの利用料金などは個人が払います。しかし、ドバイの気候からエアコンの効率向上のためタワー全体でエアコン契約をしています。その為、上記DEWAとは別の行政にEMPOWER の支払いを行う必要があります。(もちろん建物によります)その場合エアコンを通す手続きが必要なため、EMPOWERを登録してください。EMPOWERの登録や支払い
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